バルトレックスの効果に驚く男性

自覚症状がある性病は医療機関検査とバルトレックス

バルトレックスは、厚生労働省の定める23のAIDS指標疾患の1つである単純ヘルペスウイルス感染症の特効薬とされるDNAポリメラーゼ阻害薬です。バルトレックスは、アシクロビルに必須アミノ酸バリンをエステル結合させたプロドラッグであり、ヘルペスウイルス由来のチミジンキナーゼに続き及び宿主のチミジンキナーゼにより3リン酸化されアシクロビル3リン酸となります。アシクロビル3リン酸は、DNAを構成するデオキシグアノシン3リン酸に分子骨格が類似しているだけでは無く、ヌクレオチドが付加するプライマー3′-OHが無い為に、ウイルスのDNAポリメラーゼにより取り込まれるとDNA合成反応が阻害されます。その結果、ヘルペスウイルスの増殖が抑制されますが、ヘルペスウイルスは宿主細胞由来のエンベロープやテグメントタンパク質、カプシドを有している為に、人の細胞と親和性が非常に高く容易に三叉神経や脊髄神経などの神経節に潜伏感染し再発を繰り返します。特に性器ヘルペスは、再発を繰り返すうちに再発症状が軽くなる特徴があり、再発に気付き難くなります。その為、適切な処置が遅れてしまう事が多く、男性の場合は尿道炎から前立腺炎、副睾丸炎を発症する事があり、副睾丸炎により無精子症や乏精子症となる事もあります。女性は、膣炎から子宮頸管炎や子宮内膜炎、卵管炎、骨盤腹膜炎などを発症します。又、子宮周辺が、ヘルペスウイルスに長期にわたり感染する事により、子宮頸癌の前段階の癌病変を形成し易くなり、子宮頸癌の発症リスクを非常に高くしてしまいます。その為、性器ヘルペスは、男女共に不妊症と言う辛い思いをするリスクがあるので、自覚症状の有無にかかわらず専門の医療機関の定期的な検査を受診する必要があります。

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